鉄道模型も含めた模型趣味の楽しみ方の基本的なものとして、模型工作があります。
日本の鉄道模型においては、模型工作の対象の中心は車両におかれていました。
Nゲージにおいては誕生時、車両の小ささから車両工作を不可能視する見方が大勢でしたが、モデラーのチャレンジ精神と初期の車種不足下での未製品化形式への欲求から、徐々に車両工作を楽しむファンが増加し、Nゲージブームの頃には細密化(ディテールアップ)のためのパーツが発売され、鉄道模型雑誌に工作記事が掲載され一般化しました。
車両工作といっても多種多様でありますが、模型車両をより実車に即した形態になるよう手を加える細密化加工、元の車両から別の形式や仕様を作り出す車両改造、プラスチック等の素材と部品(パーツ)から車両をつくりあげるスクラッチビルド(車両自作)に大別されます。
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